PMS、生理の過ごし方

 PMS(生理前症候群)を持っている女性は意外に多い。女性は生涯に渡りホルモンバランスが変化し続ける。生理が始まって、出産、授乳、閉経、更年期という様々な適齢期を経ていく。その中で、PMSを実に女性の9割が経験しているという。

 症状は人によって様々だけど、生理前になるとイライラしたり、落ち込んだり、肌が荒れたり。酷くなると頭痛やお腹や腰の鈍痛になると、仕事にも影響をしてしまう。働く女性はポーチに常備薬やピルを備えている人もチラホラといて珍しくない。

 驚く事にその実態を知る男性は全体の1%という2012年の小林製薬の記事を見てなるほど頷いてしまう。まあ、そこから何年もたっているし、認知度も上がってきているという所でしょうか。



 若いうちは恥ずかしさも伴って、誰にも言わずに耐えていたという人も多いはず。かという私もその一人。また、耐えれる体力もあったからできたのだと思う。

 でも40歳を目前に控えたアラフォー女性は、そんな体力や忍耐力という若さは持ち合わせてない。つらいPMS期から生理にかけてを、大人らしく、美しく華麗に通り過ぎたい。だってこれは『貴方が素敵な女性である』っていう証明でもあるのよね。嫌な事も素敵に通り過ぎる事ができたらかなり生きやすくなる。

 だからさ、思い切ってこのネガティブ期を、素敵に計画しちゃおうと思う。

 不思議と生理やPMSって毎日自分をいたわって過ごしているとあまり辛くならない。だから、PMSや生理は自分をどれだけ大切にできているかを知るバロメーターにもなるよね。

 じゃあ、どうやって大切にするの?って思うよね。当たり前の事を言うようだけど、ざっくり言えば食事と睡眠と普段の適度な運動に尽きる。あと、過度なストレスもダメね。経験談。

 よくストレスで生理なくなっちゃう人もいるよね。『ジェンダーレス』なんて言葉が言われるくらい女性と男性の垣根がなくなってきている昨今なのかもしれないけど、私は女性として生まれた事を結構気に入っていて大切にしたいと思っている。だから、生理の過ごし方って本当に重要。

 でもね、未だにお腹が痛くて布団かぶって泣いている日もあるの。イライラして当たり散らしちゃったりね。そう思うと女性って単純で可愛い生き物だけど、当人は面倒くさいし、大変よね。

 だから、ウン十年お付き合いしたPMSと生理の過ごし方をもう若いとも言えないアラフォー世代としてはウンと趣向をこらして特別な日にしてしまおうって提案です。



Ⅰ 予定に最初から組み込んでオフ日にする



 働いている女性からしたら環境によっては難しさもあると思うんだけど、10代20代のような恥ずかしさはきっともうないはず。

 思い切って職場の担当や周りに『生理だから』って言っちゃえば無理を強いられる事もないよね。今は色んなアプリで整理日予測ができるじゃない?前もって休めるように予定を組み込むのも一つの手だよね。

 一日お腹を温めてぐっすり寝れば、生理の不快感は少なくて済むし実際早く終わったりといい事だらけ。子宮のターンオーバーを休むことで早める事ができているのかもね!



Ⅱ ゆっくりお風呂で身体を温める

 以前は同じ湯船に入る家族への気遣いなどで『生理の日はお風呂に入らない』が定番だったよね。でも、清潔な湯船なら体を温めて新陳代謝を促す事は、体にとってもなによりなハズ!実際湯船の中で、出血してどうのこうのなんて話は一度も聞いたことがない。私はしっかり温める派です。

 そのほうが布団に入ってから寝付きやすいし何より気持ちがいい。お気に入りのアロマバスやシャンプーの香りで十分に癒やされてからまたまたお布団にGOです!

 『エプソムソルト』の効果をご存じですか?エプソムソルトは海の成分の塩分のぬいたマグネシウム成分。皮膚からの吸収が可能で、毎日の入浴時に指定の分量を入れて15分から20分の入浴をすることでPMSが軽くなる体験ができるかもしれません。

エプソムソルト記事→過去記事みてね



Ⅲ 水分や塩分の取り方に気を付ける

 PMSや生理中の身体の浮腫からくるだるさってつらいよね。あ、重だるい…と思ったら塩分や清涼飲料水を控えてお水やお茶を飲むようにすると浮腫が少なくなったりするよね。

 ほんのちょっとの自分への気遣い。こんな事に気付けるようになったのも、実は最近。無茶ばかりした20代、30代だったから、自分を大切にする所に意識がいきにくかったよね。子供もザクザク産んだ。今からでも自分を、大切にしようと思ってる。人生良くするのに遅すぎるなんて事はない。気がついた時が始め時!とりかかれる所から始めよう。


Ⅳ 食事への配慮

 普段から女性に優しいと言われる食材を積極的に摂取するようにしていれば、それは習慣化される。習慣化されれば、どんどん綺麗になれるサイクルに変わってくる。たとえば、


○キクラゲ(薬膳では黒キクラゲが貧血予防に効果がある食材としておなじみで、出血を抑えて貧血・不正出血の予防効果があると言われている)

○シナモン(シナモンには血液循環を改善させる効果があってこれも漢方食材)

○こうじ甘酒(血行と代謝をアップさせ、毛細血管の隅々に栄養素を届け老廃物を流してくれる)

○バジル(強くは無いが通経作用があり、月経不順を改善するとともに、鎮痛作用もある)

○ナッツ類(女性ホルモンバランスを整えるのに効果的なボロンとビタミンEを豊富に含む食材です)

○豆類(イソフラボンは私達の体内で女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをしてくれる重要な栄養素) 


なんかは積極的に取るようにしている。その中でも楊貴妃が愛したという『なつめ』は梅酒のようにお酒にすれば薬膳酒になるそう。女性系の不調に万能なそうなので、試してみる価値はあるかも。(滋養強壮、アンチエイジング、精神安定、不眠症の防止、美容効果、抗アレルギー、抗癌作用など)

 それでも生理前のものすごい食欲増加にキャラメル一袋なんて日もあるけど、たまに甘やかしても他の日に頑張っていればいいよねって許せるよね。


Ⅴ ゆる~く可愛い下着でHAPPYに過ごす

 皮膚感覚が過敏になっている上に代謝も滞りがちな時に締め付けはNG。

 最近はフランスの下着メーカーのYse(イゼ)のような総レースワイヤーなしのようなさらにスケ感たっぷりで身も心も開放的なものがお気に入り。

 H&Mなら、締め付け感の少ない大人なデザインもローコストで手に入る。ウエストラインもヒップラインも伸縮性のあるレースなら皮膚への負担も少なくてすむ。

 ワイヤーでガチガチに身体のラインをつくらなくても、なんとなーくトップがわからないくらいの補正効果があれば、女性の丸みって素敵かなとも思ってる。その為にはコルセット替わりになる筋肉が必要なわけなんだけどそれはまた後ほど…

 下手してもナイロン製の生理用下着なんかはゴワついてつけない。汚してしまった時に少し手間だけど、コットンやレースなどの通気性がよく不快感の少ないものを選んでその日のうちにホームクリーニング。

 若い頃と違って体も我慢がきかなくなってるし、そこ我慢しなくてもいいよねって思えるようになった。ゴロンと寝転がってもどこも窮屈じゃなくて肌触りがいいっていうのが重要なんです。

自分を、触った時に柔らかくて女性である事を感じられる事も重要。自己肯定感にも関わってくる。

 とにかく不快成分は全部とっぱらいます。可愛くて愛せる下着ならお姫様気分でいられます。不快な日をHAPPYに過ごす工夫なら誰に見られなくても自分の為にしてもいい大人のお洒落なのかなと思う。まあ、下着をつけられないくらい辛いときは全部とっぱらいますけどね。


Ⅵ 終わりに

 いくつか自分なりの対処法を書いたけど、きっと人それぞれあるものだと思う。でもまあ総じて言えるのは生理の前後や排卵日などは痛みも起こりやすいし無理をしない、お腹を冷やさないというは一般的な鉄則なのかなって思います。

 健康な体があってこそ楽しめる毎日だし、更年期障害を目前に今無理をできないよね。無理せず自分を大切に普段からする事ができていればきっとHAPPYだって自然に舞い込むハズ。

 さて、入っていた予定もすぐにキャンセルして読んでいるそこの貴方も私も楽な格好に着替えてお布団にGOしましょう!きっと神様仏様も自分を大切に扱う姿を許してくれる。最高にゆっくりリラックスできる時を過ごしちゃいましょう。




MAMA’S LIFE

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